器のコーディネート(2021.05.25)

こんにちは。

マルクニイトーの伊藤です。

 

本日は、器のコーディネートのお話です。

 

まずはこちら、

◆色調を合わせる

◆あえて異素材を組み合わせることで遊び心をプラス

 

このコーディネートでは、このあたりを意識しています。

 

【色調を合わせる】

というのは、きっとみなさんも自然とやっていることだと思います。

この器を使いたい!

というメインのお皿が決まったら、その器と色味が合うもので周りを固めていきましょう。

似ている色味を選ぶ、というのがまずはヒントになると思います。

色見や形が全く同じではなくても、“雰囲気が似ている”という感覚を大事にしてみてください

 

 

いろんな 組み合わせています。

すべて真っ黒というわけでなく、明るい色味や淡い色味を料理やテーブル小物でプラスして抜け感を出しています。

 

 

 

このテーブルの反対側は、こんな風にコーディネートしています。

メインの丸皿 × 取り皿の長角皿 × 添え物の小皿

全く同じ色味ではないですが、

それぞれ、ブルー系の色味がワンポイントになっている

という共通点で、色の雰囲気を合わせています。

 

 

 

2つめのポイントの、

【あえて異素材を組み合わせることで遊び心をプラス】

 

というのは、土物の陶器×陶器、ぴしっとした磁器×磁器

のように器の質感を合わせるのが食卓に統一感を出す定石だと思いますが、

ここはあえて異素材を組み合わせることで遊んでみようよ、という気楽な感じです。

 

写真のコーディネートでは、

丸いメインのお皿が磁器で、四角い取り皿が土物の組み合わせです。

 

手作りの土物ばかりだと、ちょっとほっこりしすぎちゃうな…

とか、

磁器ものばっかりだと、ちょと食卓が重たいな…

とか、

そんな時は、料理に合わせて質感の違った器をMIXしてみると変化があって面白いかもしれません。

 

私たちは陶器屋ですのであまり大きな声では言えませんが、、、

どこかにガラス製のものをプラスすると一気にあか抜けた軽やかな印象になります。

特にこれから夏に向けて、涼し気なガラスの器もいいよな~と、心の中で思っています。

 

 

 

 

こちらの組み合わせは、土物×土物です。

イエローをポイントに色合わせしたコーディネートです。

 

こちらは全て磁器の器です。

磁器の質感と、丸い形状を統一することで、ホテルライクでリッチな雰囲気を演出しています。

ただ、キメキメにならないように、

色味はナチュラルにまとめています。

 

 

器のコーディネートの話、いかがでしたでしょうか?

色々書いてみましたが、

一番に思うことは、

好きな器でいろいろな合わせに楽しくチャレンジしてみてほしいな!

ということです。

1+1=2みたいな正解はありません。

 

でも、料理と器の合わせや、器同士の合わせ、小物の合わせ方ひとつで

食卓の印象はガラッと変わります。

どうせごはんを食べるなら、美味しくて、きれいで、楽しいほうがいいですよね?

いろいろ試して頂くと、器のコーディネートもより一層楽しくなってくると思います。

 

まだまだ色々なコーディネートがありますので、

またこちらで発信していきたいと思います。

 

今回ご紹介させて頂いた器も、MERU ONLINE STORE☚にて取り扱っております。

MERU ONLINE STORE☚に掲載している商品写真も、背景との色バランスや採光具合など工夫して撮影してしております。

器も写真も、お気に入りの一枚を見つけて頂けると嬉しいです。

 

 

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