こんにちは。
マルクニイトーの松久です。
今回は美濃焼が作られている現場を少しご紹介させていただきます!
まず本題に入る前に、タイトルにも記載した
「国内シェア50%以上」
この数字についてご説明します。
実はこの数字は、国内で使われている陶器のうち、美濃焼の占める割合なのです!
つまりお店で使われている陶器やご自宅で使われている陶器の、“2つに1つ”以上が美濃焼という計算になります。
日ごろ何気なく使われている食器は、実は美濃焼かもしれませんよ!
そんな私は、食事をする時、料理よりも先にうつわに目が行くという、
陶器屋ならではのクセが身についています。
さて、
前置きが長くなりましたが、
冒頭でもお伝えした美濃焼が作られる現場を写真とともにご紹介させていただきます。
約1400年の歴史を持つ美濃焼は、大型の工場ばかりではなく、
現在でも少人数で営む製造メーカーが多く存在します。
世代を超えて使われている窯は、風情とともに歴史を感じさせてくれます。
【素焼きするための窯の写真です】
国内シェアNo.1といっても、決して大量生産の器ばかりではありません。
一つ一つ人の手によって作られています。
今回は、美濃焼の中でも、手作りの土物の器を得意とするメーカーさんのご紹介です。
【土を型に合わせて成形をしています。】
【余分な土を手作業で削って形や模様を調整しています。】
実際にモノを作っている現場を見てみると、まさに職人技。
「一つの陶器を作り上げるために、多くの人の手が加わっているのに、他の産地に比べえて美濃焼はお得すぎないか?」
と入社間もない私が当時強く感じたことをよく覚えています。
今回紹介させていただいた工程は一部ですが、
また次回その他の工程を写真とともにご紹介させていただきます。
あなたが今日手に持ったそのうつわ、
どれだけの人の手によってどのように作られたのか…
生産者を想像して、器を使ってみると面白いかもしれませんよ!!
それでは、また次回もお楽しみに。